有害ミネラルって知っていますか?
有害ミネラルとは、その名の通り有害なミネラルのことです。
“ミネラル”と聞くと、5大栄養素の1つだよね?
と思いますよね。
その通りです。
しかし、ミネラルの中には悪さをするミネラルも存在しています。
その“有害ミネラル”についてお話していきましょう!
そもそも“ミネラル”って?
ミネラルとは、窒素、酸素、炭素、水素の4種類“以外”の元素のことです。
それぞれの性質により、非金属と金属に分けられていますが、
金属の中でも比重が重いものを重金属。軽いものを軽金属と言います。
重金属
→比重が重い金属(比重4,5以上が目安)
→鉄、亜鉛、カドミウム、水銀など
軽金属
→比重が軽い金属(比重4,5以下が目安)
→アルミニウム、ベリリウム、マグネシウムなど
これらの金属の中でカラダに必要なもの、有害なものと存在している。と言われています。
では、その“有害ミネラル”がどのように悪さをするのでしょうか?
有害ミネラルはどんな悪さをする?
日本人なら知っている『四大公害病』が有名ですね。
1950年代から1970年代に大きな被害が出た『四大公害病』
そのうち3つは、有害ミネラルが原因です。
・水俣病 メチル水銀 ※有害ミネラル (重金属)
・第二水俣病 水銀 ※有害ミネラル (重金属)
・四日市ぜんそく 大気汚染
・イタイイタイ病 カドミウム ※有害ミネラル (重金属)
です。
どれも、現代でも体内に入ってくる有害ミネラルです。
では、具体的に避けたい有害ミネラルをみていきましょう。
~主に避けたい有害ミネラル~
【重金属】
水銀、ヒ素、カドミウム、ニッケル、鉛
【軽金属】
アルミニウム、ベリリウム
汚染物質がカラダに溜まると…カラダの機能が低下し、老化が促進される。とされています。
また、有害ミネラルが体内に入ると、必要なミネラルが入れなくなる性質もありますので、気を付けたいところです。
【有害ミネラル対策】
では、どのように気を付けていきたいかというと、
まず大事なことは、有害ミネラルが入っているものをカラダに入れない。(カラダに付けない) です。
しかし、穀物やお米は必須ですね。
なので、排泄してくれるミネラルをしっかり摂りましょう!
これが、『デトックス』です!
重金属の排泄には、“キレート”がおススメ!
硫黄を含むメチオニンは、セレニウムと結合し、有害ミネラルを“無毒化”する。とされています。
そして、有害ミネラルを体外へ出す働きをします。
硫黄を含んだ食品↓
ネギ・玉ねぎ・にら・ニンニク・らっきょ などです。
他にも↓
便秘の解消(デトックスの80%は便から)
水を飲む
カラダを冷やさない
質の良いアブラを摂る
代謝を上げる
大きな魚を控える(大きくても両手で収まるサイズまで)
必要なミネラルをしっかり摂る
有害ミネラルは注目されにくいこところがありますが、
カラダにとって、とても重要です!
しっかりデトックスをして、美容と健康を保ちましょう!!
今回の話はここまでです。